2012年04月27日(Fri)
給水管の劣化調査実施!! [ちょっとためになるお話!]
弊社で管理させて頂いているマンションの給水管の調査を実施しました!!
調査方法は、実際のマンションの給水管を一部切取り、
管の腐食状況や管の残存の厚みを測定し、
管の寿命が後何年なのかを調査する方法です。
写真の中央に凹みがある部分が劣化している箇所です。
築25年を迎えるマンションですが、劣化調査の結果、
管の寿命は残り10年程ということが判明致しました。
TAが作成した長期修繕計画表とほぼ同じ更新時期であったため、
個人的には内心ほっとしましたが…
昨今、築年数の経過したマンションの増加に伴い、
給排水管の劣化は、身近な問題となってきています。
なぜなら、給排水管は、一般的に建物の内部の見えない場所にあり、
また、配管の内部はわかりにくい状態にあります。
そのため、問題が発生したときは、かなり深刻な状態になって、
初めて対応することになるというケースが、少なくありません。
築年数が経過しているマンションではこのような状況になっている排水管もあります。
給排水管が劣化し、更新・更生する場合には、費用も多額になり、
工事の際も居住者の方の大きな負担となる場合があります。
しかし事前に調査する事で、工事の時期を予定し、
計画的に修繕資金を積み立てる事が出来ます。
築年数が経過しているマンション様、現状を確認されてみては如何でしょうか…
Posted by TA at 17時00分