2009年09月28日(Mon)
ダンボールはリサイクルの王様!? [ちょっとためになるお話!]
この大量のダンボールの山は・・
とある百貨店様の催事後の写真なのです・・
どのくらいのダンボールが出ているか分かりますか??
実は、重さにして約800kgもあるんです!!(スゴッ)
まだ、この催事は、比較的小規模だったため、このくらいの量で済みましたが、
いつもの催事では、この倍くらいのダンボールが出ます。
(それだけ商品が売れたということでしょう・・)
ゴミの回収業者さんも、必死でトラックにダンボールを積んでいます・・
そして、この大量のダンボールはもちろんリサイクル工場へ運搬し、
新たにダンボールとして生まれ変わるのです・・
さて現在、世界中で環境破壊が大きな社会問題となっていますが、
ダンボールの原料はほとんどが、使用済みの紙から出来ているのです。
そして、ダンボールはまたダンボールへと生まれ変わります。
だから、ダンボールはリサイクルの王様なのです!!
ダンボールを作る過程において、木を伐採しなくて済むのです。
日本の古紙回収率と利用率は年々上昇し、今では世界でもトップクラスです!
世界平均回収率51.3%、利用率51.6%に対し、日本は、回収率73.1%、利用率61.2%です。
その中でも、再利用される古紙の種類として、
ダンボール(45%)、新聞紙(25.3%)、雑誌(14.6%)という順になります。
最後に、紙のリサイクルがいつごろ始まったかご存知でしょうか?
実は、今から1000年も前の平安時代に始まったようです・・(へぇ~)
その時代は、貴族が日本をまとめていました。
貴族が仕事で使った紙を捨てる前にリサイクルしたことが始まりといわれています。
また江戸時代には、一度使い終わった紙「古紙」を集める仕事が行われていました。
私たちの地球を守っていくためにも、
3R(リデュース:減らす、リユース:繰り返し使う、リサイクル:再資源化)
が、とても重要になってきますね!!
Posted by Sunrefre at 15時21分