2010年04月01日(Thu)
人生で一番お酒を飲まされた日々 [雑感・・・]
今日は4月1日・・
桜は満開・・
名古屋の市街地には、どうみても新入社員と思われる若者があちらこちらに・・
「若くていいねぇ〜」
「大不況に負けず、頑張れ新入社員諸君!」
さてさて、私の新入社員のころの思い出・・
時は1985年・・
大学を出たばかりの私は、とある大手の人材派遣会社に入社したのですが・・
入社日初日のこと・・
6時には仕事を終え、歓迎会をして頂きました・・
まずは、この会社の若手連中の溜り場的存在のとんかつ屋さんで一次会・・
もともとお酒の弱い私に対し、お酌の嵐・・(やっぱり)
完全に酔ってしまった私は、お店の隣の駐車場で・・(出してしまいました)
その駐車場でダウンしている私を、課長が宴会に無理やり戻し、
「吐けば、また飲める!」と、もう一度、お酌の嵐・・(そんな)
私「僕は、お酒が弱いので、もう飲めません!」
課長「お前、面接の時に、酒が飲めると言ったじゃないか!」
私「お酒は少々、飲めますと言ったのです・・」
課長「うちのショウは1升の升だー! それが嫌なら明日、辞表を持って来い!」
(ガーン)
そして・・
地獄のような3時間に耐え、やっとお開きになったと思ったら・・
「よし、次ぎに行くぞー!」(やめて)
二次会はカラオケスナック・・

ここでも、ガンガンに飲まされ、しかも、歌も歌わされ・・
やっぱり、ここでも、やってしまいました・・(出ちゃった)
そして、2時間ほどが経ち、午後11時ごろ・・
ニ次会はお開きに・・
「今度こそ、帰れるー!」と期待した私に、衝撃のお言葉が・・
「よし、次に行くぞー」(本当にやめて)
三次会はこじんまりしたカラオケパブ・・
ここまで来ますと、一次会の時に20人規模だったメンバーが4人に・・
課長「よしWA、これから、この歌を歌詞カードなしで歌えるようにしろ!」
私「歌って・・何を・・」
課長「我が社の社歌だー!」
な・なんと、このパブには、この会社の社歌のカラオケテープが備え付けられており、
新入社員の登竜門となっていたのです・・
チャンチャチャチャーン・チャンチャチャチャーン
『♪ 誰もが夢という名の道連れと共にある・・♪ 』
『♪ 知恵よ 心の汗よ 君を友と呼ぼう・・♪ 』
もうフラフラの私に対し、なんという仕打ち・・(むごい)
何度も何度も歌い、やっと歌詞カードなしで歌えるようになったのは午前2時・・
課長「やっとできたかー! さあ、帰るぞ! 明日も歓迎会だー!」
(ひえー)
そして・・
歓迎会は・・
次ぎの日も・・午前様
また次の日も・・午前様
またまた次ぎの日も・・午前様
またまたまた次ぎの日も・・(トホホ)
続いたのでありました・・・
その当時のこと、私はお風呂のないアパート暮らしでしたので・・
人生でもっとも飲まされ・・
もっとも風呂に入れない5日間でございました・・(くさー)
課長「夜中まで飲んだ次の日ほど、朝、早く、出勤するのが男だー!」
とにかく、次ぎの日に遅刻したらクビと宣言されていた私・・
必死の思いで、この登竜門を潜り抜け、会社の一員として受け入れて頂いたのですが・・
翌年・・
我が部署の新入社員H君は・・
私以上に酒に弱く・・
超過激な洗礼を受けた結果・・
な・なんと・・
たった2週間で会社を辞めてしまったのです・・
やっと、後輩ができ、少しは先輩達のターゲットから外れると期待していた私には、
まことに遺憾な結末となったのでありました・・・(アーメン)
Posted by WA at 20時36分