2009年04月02日(Thu)
私が花見を嫌いな理由(わけ) [雑感・・・]
今年も、花見のシーズンとなりました。
桜は本当に美しいですね!
でも、実は私、花見が好きではありません!!
それは、今から20数年前・・
朝、新人の私が会社に出勤すると・・
既に課長がみえました・・
私「課長、おはようございます。」
課長「おはよう。おい、WA。今から、これを持って●●公園に行ってくれ!」
私「これって、もしかして・・・??」
課長「社長が今日の夜、花見がされたいと言われるので、このゴザを持って、
一番眺めの良い場所を確保し、我々が到着するまで、場所取りをしてくれ!」
私「しっ、しかし・・今日は、もう予定が入っているのですが・・??」
課長「つべこべ言うな! これが今日のお前の仕事だ! すぐに行け!!」
私「わっ、わかりました!」
公園に到着し、周りを見渡すと・・
私と同じ境遇の方がチラホラ・・(オタガイツラネ!)
ここなら怒られないであろうという場所を発見し、
ゴザを敷き、いざ、場所取り!!
といっても、何もすることがなく、しかも、今日は強風!!(サブー!)
『兎に角、ここは忍の一字!』とガマン・ガマン!!
あまりに寒いので、ゴザの周りを走ったり、腹筋したりで、やっとお昼・・
『腹減ったなぁ〜!』と思っていると、
「おーい!WA〜!」と叫ぶ声が・・
なんと、会社の先輩が、弁当と雑誌を差し入れに来てくれたのです!
私「先輩、ありがとうございます。寒くて死にそうです・・」
先輩「この雑誌でも読んで、夜まで頑張ってチョ〜!」
先輩が差し入れしてくれた雑誌を隅から隅まで読んでも、まだ、暗くなりません!
「もう〜、早く来てくれ〜!!」
人間、何もしないで、じっと待つことがいかに辛いことか!!
特にセッカチな私には辛い・辛い・・
そして、
やっと、やっと・・・
★★会社様ご一行の到着です・・(キタ〜!!)
課長「おう、WA。ご苦労さん!」
ついに、桜の宴が盛大に開催されたのですが、
既に朝から、嫌という程、花見をしている上、
寒さで心身共に凍りついている私には、
忍耐の延長線上でしかなく、
『早く、暖かいお風呂に入りた〜い!』と願いつつ、
必死に時が過ぎるのを我慢していた・・・
というのが、私にとっての花見の思い出なのです・・
実は、翌年も同じ運命となるのですが・・
既に経験済みで、覚悟ができていましたので、
1回目ほど、辛いという記憶はありませんが、
それ以来、約20数年間・・
一度も、桜の宴に参加したことがない私でございます・・
Posted by WA at 19時12分