2009年03月30日(Mon)
【いざ】という時のために・・PartU [ちょっとためになるお話!]
前回に引き続き、
大地震等に備えることを目的とした、
「第2回BCP対策セミナー」に参加してきました。
前回も報告しましたが、
阪神・淡路大震災で犠牲となられた方の8割以上が、
窒息や圧死など、建物や家具等の下敷きになったことが原因であり、
家具や書棚の固定が、命を守るために、我々が、すぐに実施できる最低限のことです!
皆様は、家具や書棚を固定されていますか?
恥ずかしながら、当社ではまだ未実施です・・・(実施しなければ・・汗)
しかし!!
BCP対策としては、機器、書棚の固定だけの対応では不充分です・・
大地震があっても、重要な業務をなるべく継続させ、
事業が中断しても、できるだけ早く復旧する為の対応策を検討しなければいけません!!
なんと阪神・淡路大地震の際、
長田・須磨地区では、1600社の約80%が全半壊・全半焼となり、
半年後に90%の企業が再開したのですが、
生産量は震災前の50%まで減ってしまい、企業によっては廃業となる場合もあったのです・・
このような事態に陥らない為にも、BCP対策が必要となります。
BCP策定を検討している企業の方は、
中小企業庁を対象としたBCP策定支援ツールがありますので、
是非、ご参考にされてはいかがでしょうか?
↓
「中小企業BCP策定運用指針」
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html
BCP対策を策定した後も、運用しなければ意味がありません!!
計画も放置すれば役に立たなくなりますので、
定期的に見直しを実施し、課題、問題点を改善することをお薦めします。
当社も早速、策定しなければ・・・
Posted by TA at 16時38分